住宅購入やリフォームでは、「一つひとつは少額でも、合計すると予算を大幅に超えてしまう」という事態が起こりがちです。頭金のほかにも契税(不動産取得時の税金)や取引費用がかかり、住宅ローンでは商業ローン、住宅積立金ローン、組み合わせローンの比較が必要です。間取り図を入手した後は、専有面積や共用面積、塗料、タイルの必要量も確認しなければなりません。
ここでは、住宅購入、ローン、リフォーム資材の費用を試算できる12種類の計算ツールをまとめました。まず全体の予算を作成し、その結果をもとに銀行の融資プラン、売買契約、リフォーム見積もりを確認してみましょう。
住宅購入規制、住宅積立金ローン、税制優遇、取引手続きは都市によって異なる場合があります。また、建材のロス率も間取りや施工方法に左右されます。オンラインでの計算結果は概算や比較に利用し、契約前には必ず現地の行政機関、銀行、施工業者から最新情報を確認してください。
1. 購入可能な住宅価格をキャッシュフローから確認
1. 住宅購入可能額計算ツール
住宅購入可能額計算ツールでは、世帯収入、現在の借入残高、頭金、融資条件をもとに、無理なく購入できる住宅価格や毎月の返済額を試算できます。毎月の余剰資金をすべて返済に充てず、生活費、リフォーム費、緊急予備資金も確保しておくことが大切です。
2. 住宅ローン計算ツール
住宅ローン計算ツールでは、元利均等返済と元金均等返済について、毎月の返済額、総利息、返済額の推移を比較できます。元利均等返済は当初の負担が安定しやすく、元金均等返済は当初の返済額が高い一方、一般的に総利息を抑えられます。収入の安定性も考慮して選びましょう。
3. 住宅積立金ローン計算ツール
住宅積立金ローン計算ツールでは、中国の住宅積立金制度を利用したローンの毎月の返済額と総利息を試算できます。実際の借入限度額、頭金比率、利用回数、返済期間は、地域の制度や本人の積立状況によって決まるため、希望借入額だけで判断することはできません。
4. 組み合わせローン計算ツール
組み合わせローン計算ツールでは、住宅積立金ローンと商業ローンを個別に入力し、合計の返済額と総コストを確認できます。それぞれの金利、返済期間、返済方式は、銀行の融資プランと同じ条件に設定してください。
5. 住宅ローン繰上返済計算ツール
住宅ローン繰上返済計算ツールでは、返済期間の短縮や毎月の返済額の軽減によって、利息をどの程度節約できるか比較できます。繰上返済を行うかどうかは、契約条件、違約金、残存期間、家計資金のほかの用途も踏まえて判断しましょう。
6. 社会保険・住宅積立金計算ツール
社会保険・住宅積立金計算ツールでは、住宅積立金の毎月の積立額を個別に確認でき、口座残高やローン利用資格を見積もる際の基礎データとして活用できます。勤務先と個人の積立比率、算定基準額の上限は、地域の規定に従って入力してください。
2. 新築・中古住宅の税金と諸費用を試算
7. 住宅契税計算ツール
住宅契税計算ツールでは、住宅価格、面積、世帯の住宅保有状況をもとに、中国で不動産取得時に課される契税を試算できます。世帯唯一の住宅か2軒目の住宅か、面積が制度上の基準を超えるかどうかによって、適用税率が変わります。
8. 中古住宅の取引税・諸費用計算ツール
中古住宅の取引税・諸費用計算ツールでは、中古住宅の売買で発生する主な税金や費用をまとめて確認でき、売主・買主双方の資金計画に役立ちます。住宅の保有期間、世帯の住宅保有数、課税価格、地域ごとの運用基準によって、最終的な金額は変わります。
3. 間取り図から面積と建材の必要量を計算
9. 共用面積計算ツール
共用面積計算ツールでは、延べ床面積、専有面積、共用面積の関係を確認できます。物件資料を見る際は、販売表示上の延べ床面積だけでなく、実際に使える専有面積や専有率も比較しましょう。
10. 部屋面積計算ツール
部屋面積計算ツールでは、各部屋の長さ、幅、高さを記録し、床や壁などの面積をまとめて計算できます。ドア、窓、収納、変形部分の面積を差し引くかどうかは、実際の施工内容に合わせて判断してください。
11. 塗料使用量計算ツール
塗料使用量計算ツールでは、塗装面積、塗り回数、製品の塗布可能面積から、必要な下塗り材と上塗り塗料の量を試算できます。下地の状態、施工方法、製品仕様によって実際の使用量は変わるため、購入時には適切な予備分を見込んでください。
12. 壁タイル必要枚数計算ツール
壁タイル必要枚数計算ツールでは、施工面積、タイル1枚のサイズ、ロス率から必要枚数を試算できます。一般的な直張り、斜め張り、柄合わせ、変形スペースではロス率が大きく異なるため、計算上の枚数をそのまま最終購入数にしないよう注意してください。
予算は3つの表に分けて管理
1つ目の表には頭金、契税、取引費用を、2つ目には商業ローン、住宅積立金ローン、毎月の返済額、総利息を記録します。3つ目には各スペースの専有面積、主要建材の数量、ロス率をまとめましょう。予算超過の原因が住宅価格、融資コスト、リフォーム資材のどこにあるのか、すぐに把握できます。
中国の現行不動産取引税制では、世帯の住宅保有数や住宅面積に応じて適用条件が異なります。中国財政部などが公表した不動産市場の税制に関する公告は全国共通制度の参考になりますが、住宅積立金ローンの限度額や頭金比率については、購入予定地域の最新規定も確認してください。
住宅購入やリフォームを検討している方は、このツール集を保存しておきましょう。契約前、ローン申請前、建材購入前にそれぞれ計算しておけば、急な予算追加を減らせます。
