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このツールが役に立ったら、開発者にコーヒーを奢ってください ☕
体格や活動量から、1日に必要なエネルギーと三大栄養素の目安を計算。糖尿病の食事管理をサポートします。
身長、体重、活動量を入力すると食事の目安を確認できます。
たとえば、身長160cm・体重70kgの、2型糖尿病がある退職後の女性では、1日に必要なエネルギーはおよそ1,500kcalが目安です。この数値は推測ではなく、身長・体重・年齢・活動量をもとに算出します。糖尿病の食事管理では、摂取エネルギーを体の消費量に合わせ、炭水化物・たんぱく質・脂質をバランスよく配分して、血糖値の大きな変動を抑えることが基本です。この計算ツールなら、いくつかの項目を入力するだけで、あなた向けの1日あたりのエネルギー・栄養素目標と、朝・昼・夕食の配分目安を確認できます。
この計算ツールでは、国際的に広く用いられるMifflin-St Jeor式で、安静時代謝量(BMR)を推定します。BMRは、体が完全に安静な状態で消費するエネルギー量です。
BMRに選択した活動係数を掛けて、1日の総エネルギー消費量(TDEE)を算出します。
総エネルギー = BMR × 活動係数。その後、糖尿病の栄養療法で一般的に用いられる比率を参考に配分します。炭水化物50%〜55%、たんぱく質15%〜20%、脂質25%〜30%が目安です。計算ツールでは初期設定として、炭水化物50%、たんぱく質20%、脂質30%を採用し、朝食30%・昼食40%・夕食30%の目安で3食に配分します。
計算ページを開くと、左側に入力欄、右側に結果カードが表示されます。使い方は簡単です。
三大栄養素の比率を調整したい場合は、「炭水化物の割合」スライダーを動かしてください。たんぱく質と脂質の比率が自動で再配分され、結果もリアルタイムで更新されます。
基本例:Aさんの1日
Aさんは50歳、退職後、自宅で過ごすことが多い女性です。身長160cm、体重70kgで、「軽い活動」を選択します。
ステップ1:BMR = 10×70 + 6.25×160 - 5×50 - 161 = 700 + 1000 - 250 - 161 = 1289kcal。
ステップ2:総エネルギー = 1289 × 1.3 ≈ 1676kcal。計算ツールでは四捨五入して1700kcalと表示します。
ステップ3:栄養素の配分:炭水化物 1700×50%÷4 = 212.5g、たんぱく質 1700×20%÷4 = 85g、脂質 1700×30%÷9 ≈ 56.7g。
ステップ4:3食への配分:朝食510kcal(約30%)、炭水化物は約60g。雑穀がゆ1杯と卵1個などが目安です。昼食680kcal(40%)は炭水化物約80gに、魚または赤身肉、野菜を組み合わせます。夕食510kcal(30%)は炭水化物約60gを目安に、薄味・控えめな油で整えます。右側の結果カードにこれらの数値がわかりやすく表示されます。
比較例:Bさんの現場作業日の食事
Bさんは40歳の建設作業員で、身長175cm、体重85kg。「重い活動」を選択します。
BMR = 10×85 + 6.25×175 - 5×40 + 5 = 850 + 1093.75 - 200 + 5 = 1748.75kcal。
総エネルギー = 1748.75 × 1.9 ≈ 3323kcal。計算ツールでは3300kcalと表示します。
炭水化物 = 3300×50%÷4 = 412.5g、たんぱく質 = 3300×20%÷4 = 165g、脂質 = 3300×30%÷9 ≈ 110g。
栄養素の比率が同じでも、活動量が大きいため、Bさんの主食量はAさんのほぼ2倍になります。肉や油の目安も増えます。食事プランは一人ひとりに合わせる必要があり、このツールで違いをすばやく確認できます。
計算結果の総エネルギーは、現在の体重を維持するための摂取目安です。体重が多めの場合は、この値から1日200〜300kcalほど減らして、段階的な減量を目指せます。体重が少なめの場合は、200〜300kcalほど増やすことを検討してください。炭水化物のグラム数は、主食や糖質を含む食品の目安です。各食の推奨量に合わせて、ごはん・パン・麺類・いも類などを配分します。たんぱく質には魚・肉・卵・大豆製品など、脂質には調理油・ナッツ・脂身などが含まれます。判断の目安は次のとおりです。
以下は、よくある身長・体重の組み合わせにおける1日のエネルギー目安です(軽い活動を想定)。
| 身長(cm) | 体重(kg) | 性別 | 年齢(歳) | 1日のエネルギー(kcal) |
|---|---|---|---|---|
| 160 | 60 | 女性 | 50 | 1550 |
| 165 | 70 | 男性 | 45 | 1900 |
| 170 | 80 | 男性 | 35 | 2200 |
| 155 | 55 | 女性 | 60 | 1400 |
| 175 | 90 | 男性 | 50 | 2300 |
Q:糖尿病でも果物は食べられますか?
はい、食べられます。ただし、果物に含まれる炭水化物も1日の総炭水化物量に含めて考えます。食べるなら食間に、1回100g以内を目安にしましょう。りんご、なし、いちごなど、GI値が比較的低い果物がおすすめです。計算ツールの炭水化物量には果物分も含めます。たとえば中サイズのりんご1個には約20gの炭水化物が含まれるため、その分を主食から調整します。
Q:計算ツールのたんぱく質量は、肉ならどのくらいですか?
たんぱく質のグラム数は、肉そのものの重量ではありません。豚赤身肉100gには約20g、鶏むね肉100gには約24g、木綿豆腐100gには約8gのたんぱく質が含まれます。計算結果のたんぱく質目標に合わせて食品を組み合わせましょう。たとえば85gなら、朝食の卵1個(7g)、昼食の赤身肉100g(20g)、夕食の魚75g(18g)に加え、主食や大豆製品からのたんぱく質を組み合わせます。
Q:計算したエネルギー量が思ったより少ないのはなぜですか?
活動レベルを低く見積もっている、または体重が軽めである可能性があります。予想より総エネルギーが少ないと感じたら、まず活動レベルを正しく選べているか確認してください。また、年齢とともに基礎代謝は自然に低下します。特に50歳以降の女性で代謝がゆるやかになるのは、珍しいことではありません。
Q:この計算ツールは1型糖尿病にも使えますか?
1型糖尿病でも食事計算の基本は似ていますが、インスリン量に合わせて炭水化物をより正確に計算する必要があります。また、たんぱく質・脂質が血糖値に与える影響も考慮が必要です。このツールは主に2型糖尿病の方を対象としています。1型糖尿病の場合は炭水化物量の参考にとどめ、必ず主治医の指導と併用してください。
Q:妊娠中や子どもにも使えますか?
使えません。妊娠中は栄養ニーズが特別で、エネルギー・栄養素を追加で調整する必要があります。このツールではそれらを考慮していません。小児の糖尿病では、成長・発達曲線に基づく個別の計画が必要なため、対象外です。
この計算ツールは標準的なMifflin-St Jeor式と一般的な栄養素比率に基づき、重い合併症のない18〜65歳の2型糖尿病の成人を対象としています。表示される数値は体重維持のための初期目安です。減量・増量を希望する場合は、医師の指導のもとで摂取量を調整してください。妊娠糖尿病、1型糖尿病、糖尿病性ケトアシドーシス、重度の肝・腎機能障害、がん悪液質、周術期の栄養管理には適用できません。すべての数値は参考値であり、血糖測定や医療上の判断に代わるものではありません。計算結果と実際の状態に大きな差がある場合は、管理栄養士または糖尿病・内分泌内科の医師による個別プランを優先してください。
上の計算ツールにあなたの数値を入力して、各食でどのくらい食べるのが目安か確認してみましょう。