PaO2とFiO2からP/F比を計算し、ARDSのリスクと肺の酸素化機能を評価します。
PaO₂とFiO₂を入力してください。
患者に呼吸窮迫の症状が現れた際、P/F比(動脈血酸素分圧と吸入酸素濃度の比)を迅速に計算することは、ARDS(急性呼吸窮迫症候群)のリスクを評価する上で重要なステップです。本ツールは、PaO2(mmHg)とFiO2(%)の数値を入力することで比率を自動計算し、ベルリン定義の重症度分類と照らし合わせて、「正常」(P/F≥400)、「軽症ARDS」(300≤P/F<400)、「中等症ARDS」(200≤P/F<300)、または「重症ARDS」(P/F<200)の臨床判断を出力します。
FiO2は21%と入力しますか、それとも0.21ですか?
パーセンテージの数値(例:21)をそのまま入力してください。ツールが自動的に小数に変換して計算を行います。
P/F比がどのくらい低下すると人工呼吸管理を検討すべきですか?
P/F<150の場合は重度の酸素化障害が示唆され、臨床評価と併せて呼吸補助の必要性を検討する必要があります。ただし、最終的な判断は血液ガス分析や画像診断などの指標を総合的に考慮して行ってください。
使用前の確認事項:①PaO2は動脈血液ガスの実測値であること。②FiO2は実際の酸素療法の濃度を入力すること(酸素療法を行っていない場合はデフォルトの21%)。③計算結果は高地(標高の高い地域)の患者には適用されません。
典型的なシナリオ例:患者のPaO2が58mmHg(I型呼吸不全)で、リザーバーマスク経由で酸素投与(FiO2=60%)を行っている場合、計算されるP/F比は96.7となり、重症ARDSの基準に該当します。P/F比は安定した酸素療法を30分間行った後に測定する必要があり、FiO2>50%の場合に信頼性がより高くなることに注意してください。