医療従事者が肺の酸素化機能を迅速に評価するためのRI(呼吸指数)計算ツール。
血流速度データを入力して計算してください。
Pourcelotの式: RI = (PSV - EDV) / PSV
患者に呼吸困難がみられる場合、医療従事者は肺内シャントの状態を迅速かつ定量的に評価する必要があります。RI(呼吸指数:Respiratory Index)は、肺胞気動脈血酸素分圧較差(P(A-a)O₂)と動脈血酸素分圧(PaO₂)の比率を計算することで、肺の酸素化機能障害の程度を客観的に反映します。計算式は「RI = P(A-a)O₂(mmHg) / PaO₂(mmHg)」です。
RI指数がいくつを超えると臨床的介入が必要ですか?
RI>0.5の場合、重度の肺内シャントが示唆されるため、直ちに臨床的評価を行う必要があります。
高地(標高が高い地域)の患者では、RI値の判断基準が異なりますか?
はい、異なります。標高が1000メートル上がるごとに、PaO₂の生理的基準値は5〜10mmHg低下するため、現地の臨床基準と照らし合わせて解釈することをお勧めします。
PaO₂がゼロでないことを確認してください。計算結果はあくまで参考値です。急性呼吸窮迫症候群(ARDS)の患者については、画像診断と併せて評価する必要があります。複数回の計算を行う場合は、各測定時のFiO₂(吸入酸素分画)パラメータを記録しておくことを推奨します。
典型的な症例例:COPD患者において、P(A-a)O₂=25mmHg、PaO₂=50mmHgと測定された場合、計算されるRIは0.5となります。この場合、長期にわたる低酸素血症の病歴を考慮し、急性の肺塞栓症ではなく、慢性の換気血流比不均等を優先して疑うべきです。