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ISO 216規格のA0〜A13用紙の物理サイズを、指定したDPI/PPIでピクセル値に変換します。デザイン・印刷・画面表示の調整に役立ちます。
概要
解決できる課題、処理の仕組み、データの範囲を確認できます。
A4の仕上がり寸法は210 × 297 mmですが、ピクセル数は用紙名だけでは決まりません。1インチあたりに何ピクセルを割り当てるかという密度(DPI)を指定すると、同じA4でも値が変わります。たとえば300 DPIなら2480 × 3508 px、96 DPIなら794 × 1123 pxです。物理的な紙の大きさが変わったのではなく、同じ範囲を表す画素の数が変わっています。
このページではISO A系列の用紙プリセットから寸法を選び、DPIを指定して整数の幅・高さに換算します。選択肢は4A0、2A0、A0〜A10です。日本のJIS B判、レター判、写真サイズなどは別の規格に属するため、このA判ページの対象ではありません。
幅(px)= round(幅(mm)÷ 25.4 × DPI)
高さ(px)= round(高さ(mm)÷ 25.4 × DPI)
1インチは正確に25.4 mmなので、まずミリメートルをインチに換算し、密度を掛けます。計算結果は幅と高さごとに四捨五入され、最も近い整数ピクセルで表示されます。DPIを2倍にすれば、幅と高さもおおむね2倍になります。
ISO 216:2007はA・B系列などの断裁後の用紙寸法を扱う規格です。ここで必要なのは選んだ紙型の寸法と単位換算であり、規格そのものが印刷画像の推奨解像度を定めているわけではありません。インチとミリメートルの関係はNISTの単位資料で確認できます。
A4(210 × 297 mm)を300 DPIにすると、幅は210 ÷ 25.4 × 300 ≒ 2480.31、高さは297 ÷ 25.4 × 300 ≒ 3507.87です。各値を四捨五入すると2480 × 3508 pxになります。
A3(297 × 420 mm)を150 DPIにした場合は、297 ÷ 25.4 × 150 ≒ 1753.94、420 ÷ 25.4 × 150 ≒ 2480.31となり、結果は1754 × 2480 pxです。A5(148 × 210 mm)を96 DPIにすると559 × 794 pxです。A5の短辺はこのプリセットでは148 mmとして計算するため、別の寸法値を採用する表とは1 px程度の差が出ることがあります。
使い方
手順に沿って操作し、例を使って入力と結果を確認します。
プルダウンには紙型名と幅・高さ(mm)が表示されます。注文書やデザイン指示に記載された寸法と照らし合わせて、4A0、2A0、A0〜A10から選択します。
スライダーには72〜600 DPIの範囲があり、72、96、150、300、600の値をすぐ選べます。数値欄から直接入力することもできます。印刷所、スキャナー、納品先から密度の指定がある場合は、その指定値を使います。
結果欄には整数pxと、選んだ紙型のmm寸法がそれぞれ表示されます。横向きレイアウトにする場合は幅と高さを入れ替えてください。数値欄を0にすると計算結果は表示されません。
計算を再現したいときは、用紙、DPI、表示された幅と高さを一組で控えます。「A4は何pxか」だけを記録すると、後で密度の違いを判別できなくなります。
活用例
仕事や日常の流れの中での活用方法を紹介します。
入稿仕様にA4・300 DPIと書かれている場合、2480 × 3508 pxをキャンバス作成時の目安にできます。仕上がり寸法と画素寸法を別々に照合し、入稿先の指定を優先します。
元の紙型とスキャン時のDPIから期待されるピクセル数を算出し、画像の幅・高さが大きく異なるときに、縮小やトリミングの有無を見直すきっかけにします。
アプリやウェブ上でA4の縦横比を保った仮画像を作るとき、決めたDPIに対応するピクセル寸法を基準にできます。実際の画面上の表示サイズは、拡大率やレイアウトによって変わります。
Q&A
よくある疑問や迷いやすい点をまとめて確認できます。
このページのA4寸法210 × 297 mmと四捨五入の計算では、2480 × 3508 pxです。DPIが異なれば結果も変わります。
厳密にはDPIは印刷時のドット密度、PPIは画像の画素密度を表す用語です。この換算では入力した数値を1インチあたりの画素数として計算します。実際の印刷条件では納品先が指定する表記と値を確認してください。
このページは4A0、2A0、A0〜A10のA系列プリセットを扱います。JIS B系列やA11以降の独自寸法は一覧にないため、同じ値が使えるとは限りません。
紙型自体の向きを変える操作はありません。縦向きの幅と高さを出したあと、横向きに使う場合は2つの数値を交換します。
注意
利用範囲、結果の制限、必要な注意点を事前に確認します。
換算結果は指定寸法と密度から求めた画素数です。塗り足し、トンボ、色空間、用紙や印刷機の特性、画像の鮮明さは判定しません。塗り足しが必要なら、仕上がり寸法に追加する幅を印刷所に確認し、その追加分を含めた寸法で別途計算してください。
表示値は各辺を整数pxに丸めた値なので、pxからmmへ逆算すると小さな差が生じます。制作ソフトや納品先で別の端数処理・寸法設定が指定されているときは、その条件に合わせて最終データを確認してください。
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