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任意の文字列のNTLMハッシュ値を計算します。プレーンテキスト、Hex、Base64入力に対応し、HexおよびBase64形式で結果を出力します。
概要
解決できる課題、処理の仕組み、データの範囲を確認できます。
入力したテキストから、Windows の互換性確認で使われる NT ハッシュ(NTLM ハッシュとも呼ばれる値)を計算し、大文字の16進数で表示します。処理は MD4(UTF-16LE(入力文字列)) です。まず文字列を UTF-16 リトルエンディアンのバイト列にし、そのバイト列に MD4 を適用します。Microsoft の [MS-NLMP] 仕様では NTOWFv1 のパスワード由来値として定義されています。
NTハッシュ = MD4(UTF-16LE(入力文字列))128ビット = 16バイト = 32桁の16進数同じ文字列なら同じ結果になり、英字の大小、空白、改行、Unicode 文字が変われば結果も変わります。たとえば Microsoft の仕様にある Password のテスト値は A4F49C406510BDCAB6824EE7C30FD852 です。これは計算を照合するためのテスト値で、実際に使うパスワードの例ではありません。
このページは通常のテキスト入力だけを受け付けます。Hex や Base64 を自動でデコードする入力欄、Base64 出力、表示する英字の大小を切り替える設定はありません。入力欄に16進数らしい文字列を貼り付けても、その文字列自体を入力として計算します。MD4 の出力は128ビットなので、結果は32桁の16進数になります(RFC 1320、歴史的文書)。
ここで得られるのは入力文字列から計算した値です。NTLM 認証では、この値に加えてサーバーのチャレンジなどを使い、別の認証メッセージを作ります。そのため、表示結果を NTLMv1/NTLMv2 のチャレンジレスポンスや通信パケットと同じものとして扱うことはできません。このツールはログイン確認、認証メッセージの生成、ハッシュの種類判定、元のパスワードの復元も行いません。仕様上の計算式と認証手順の区別は Microsoft の [MS-NLMP] を参照してください。
Microsoft [MS-NLMP] NTLM v1 Authentication:NTOWFv1 の定義とチャレンジ応答計算との関係。2026-09-30確認。
Microsoft [MS-NLMP] Message Syntax:Unicode のバイト順序に関する記述。2026-09-30確認。
使い方
手順に沿って操作し、例を使って入力と結果を確認します。
動作確認には合成したテスト文字列を使います。現用のパスワードや復旧コードを入力しないでください。
入力欄に通常のテキストを貼り付けるか入力します。入力が変わると自動で再計算されます。空欄では結果は表示されません。
結果欄に出る32桁の大文字16進数を確認し、必要ならコピーします。他の実装と比べる際は、入力文字列の大小文字・空白・改行と、UTF-16LE を使っていることを揃えてください。
活用例
仕事や日常の流れの中での活用方法を紹介します。
管理者が合成テスト値を使い、移行前後の処理結果を比較します。値の違いがあれば文字コードや余分な空白の扱いを調べる手掛かりになります。
開発者や学習者が大文字・小文字の異なる入力を比較し、文字列をバイト列へ変換してから要約値を計算する流れを確認できます。
セキュリティ担当者が自身で用意したテスト用データを使って、形式や既知の計算結果を確認します。実ユーザーの認証情報や許可のないデータは使わないでください。
Q&A
よくある疑問や迷いやすい点をまとめて確認できます。
いいえ。入力は通常のテキストとして扱います。16進数や Base64 に見える文字列も、デコードせずそのまま計算対象になります。
違います。このページが出すのは入力文字列からの NT ハッシュです。NTLM 認証レスポンスにはサーバーのチャレンジなど別の情報が関わり、本ツールでは生成しません。
大文字・小文字、前後の空白、改行、似て見える別の Unicode 文字が異なっていないか確認します。加えて、比較先も UTF-16LE のバイト列に MD4 を適用している必要があります。表示の16進数が大文字か小文字かは値の違いではありません。
空欄では計算せず、結果を消す仕様です。そのため空文字列に対する摘要値をこの画面から取得することはできません。
注意
利用範囲、結果の制限、必要な注意点を事前に確認します。
NIST SP 800-63B-4:パスワード検証データのソルトとコスト因子に関する方針。2026-09-30確認。
Microsoft Windows Server の削除・非推奨機能:NTLM の機能状態。2026-09-30確認。
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